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機能訓練指導員になれない健康運動指導士

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今日は介護現場における以下の3職種の資格要件や役割等を書いていきます。尚、それぞれ3職種に共通して言えることは、あくまでも職種名なので、その職種その資格自体が存在するわけではありません。だからと言って、誰でもなれるわけではないので、それぞれにその職種に就くには資格要件があることを覚えておきましょう。

かずなり
かずなり

タイトルにもありますように現状だと私が取得している健康運動指導士は機能訓練指導員の資格要件を満たしていないので、その職務に就くことができません。詳しくは末尾で書いていきたいと思います。

①サービス提供責任者(サ責)

②生活相談員

③機能訓練指導員【メイン目次記事】

①サービス提供責任者(サ責)

まずはじめに、先日の記事の末尾で触れたサービス提供責任者(以下、サ責と略します。)について書いていきます。サ責に就任する為の資格要件は以下の通りです。

  • ホームヘルパー1級課程修了者(旧名称課程)
  • 介護福祉士実務者研修課程修了者
  • 介護福祉士

ここで大事なのは2018年から、もう5年以上も経っているのでだいぶ認識がされてきましたが、以前まで資格要件の中に3年以上の実務経験を積んだ介護職員初任者研修(旧ヘルパー2級)が含まれていました。でも現在、介護職員初任者研修(旧ヘルパー2級)は資格要件から除外されましたので、お間違いのないようにご注意下さい。

かずなり
かずなり

除外されたことは覚えておく必要がありますね

サービス提供責任者の配置基準について

サービス提供責任者の配置基準についてもせっかくですので、お伝えします。訪問介護事業所には1名以上のサ責を事業所に置くことが義務付けられています。加えて直近3ヶ月の事業所利用者数が40名増えるごとに決められている配置人員数も比例して増加します。

直近3ヶ月での利用者数が40人以下だと必要配置人員数は常勤で1人ですが、そこから40人利用者数が増えるごとに常勤勤務のサ責も1人ずつ増えていきます。

文字だと分かりにくいので表に表すと以下の通りです。

直近3ヶ月での利用者数必要配置人員数
1人〜40人以下常勤で1人以上
41人〜80人まで常勤で2人以上
81人〜120人まで常勤で3人以上
121人〜160人まで常勤で4人以上
161人〜200人まで常勤で5人以上

サ責の仕事は利用者やその家族、ケアマネ、ヘルパーなど、関係者の仲介役となり必要なサービスを提供する役目です。訪問介護計画書の作成をしたり、時には現場に出て実際にサービスを提供したり、新人ヘルパーに仕事の指導やケアマネさんとの情報の共有等、やることが多く縁の下の力持ちのような存在です。大変ですが、やりがいのある仕事です。

私も以前、生活相談員としてサービス担当者会議という、いわゆるカンファレンスがあって、それに出席する機会があるのですが同席しているサ責の発言を聞いていると感心されるほど、よく利用者さんを見ているんだなと感じたことがあります。

②生活相談員

次は生活相談員について書いていきます。早速ですが生活相談員に就任する為の資格要件は以下の通りです。

  • 社会福祉士
  • 精神保健福祉士
  • 介護福祉士
  • 社会福祉主事専任用資格

私自身、生活相談員はざっと6年程経験しました。生活相談員もサ責に似ている部分があり、仕事内容は多岐に渡ります。私が生活相談員をしていた時の仕事内容は以下の通りです。

  • 利用者の見学対応及び、その後のサービス利用による契約手続き
  • アセスメントシート作成
  • サービス担当者会議の出席
  • 日々の介護業務や利用者の送迎や定期的なモニタリング
  • ケアマネの作成したケアプランに沿った形の通所介護計画書の立案作成
  • 利用者とその家族からの相談及びケアマネからの相談
  • 苦情受付とその対応&転倒等の事故報告やヒヤリハットの対応と対策
  • 月末月初の介護給付管理、ご様子報告書の作成
  • 実習生やボランティアの受け入れ
  • 行事の企画・運営
  • PDCAサイクルの計画とその実行

ざっと浮かんだのをリストにしてみましたが、上記の赤字マーカーで書いた月末月初の介護給付管理、ご様子報告書の作成がとにかく大変でした。生活相談員の残業の大部分を占めるのではないかと思います。ケアマネさんに月初に実績を持参する際(私が働いていた介護施設ではFAXや手紙等で送付せずに直接ケアマネさんに実績とご様子報告書を渡していました。)にケアマネさんとコンタクトをとり、話の流れで更なる利用者さんの紹介をいただくのが目的でした。

③機能訓練指導員

次は機能訓練指導員について書いていきます。早速ですが機能訓練指導員に就任する為の資格要件(医療系国家資格取得者)は以下の通りです。※はり師・きゅうは条件あり

  • 看護師または准看護師
  • 理学療法士(PT)
  • 作業療法士(OT)
  • 言語聴覚士(ST)
  • あん摩マッサージ指圧師
  • 柔道整復師
  • はり師・きゅう師

平成30年(2018年)から機能訓練指導員の資格要件に加わったのが、はり師・きゅう師です。しかし機能訓練指導員として配置するためには条件があります。それははり師・きゅう師以外の機能訓練指導員が在籍する施設で、半年以上の実務経験が必要になります。

ちなみに私が在籍していたデイサービス(通所介護施設)の他に特別養護老人ホーム、ショートステイ(短期入所生活介護施設)では、機能訓練指導員を施設に1人以上配置するように義務づけられています。

③機能訓練指導員になれない健康運動指導士

機能訓練指導員の記事を書く上で私が非常に悔しく、もどかしく感じていることがあるので書かせて下さい。上記でも触れたように基本的に機能訓練指導員になる為の資格要件は医療系国家資格取得者に限るということです。いわゆる3年間専門学校等で学び、最終的に国家試験に合格する必要があります。

私の持っている資格の中で健康運動指導士がありますが、いくら筋肉・関節・骨・靭帯などの知識、運動の経験値、身体に関する科学的な知識を人より持っていても健康運動指導士は国家資格ではないので機能訓練指導員にはなれません。

かずなり
かずなり

健康運動指導士も将来、機能訓練指導員の資格要件に加わる日が来るといいな‥。どうにか働きかけをして健康運動指導士の地位や知名度を上げることができたら変わってくるのかも。

これは裏を返せば、例えばの話になりますが、看護師になったばかりでも国家資格保有者ですので、運動等に関する知識が仮になくともすぐに機能訓練指導員として介護施設等に勤務出来るので、とても羨ましく思います。あくまで仮の話です。たまたま看護師を例に挙げましたが、そもそも看護師の資格を持っているとなれば一般の人より身体のメカニズム、病気に関すること、医学的な部分は知識があると客観的に見て取れます。

今後、健康運動指導士に関しての記事は増やしていく予定ですので、興味がある方は記事の更新をお待ちください。

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