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介護予防運動指導員の資格取得

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皆さんは「介護予防運動指導員」と言う資格をご存知でしょうか?そもそも日本の言葉の中で「〜予防」と付く場合、予防の前の文言は大抵、マイナスなイメージの言葉がついてくる傾向です。例を挙げると「認知症予防」「肥満予防」「転倒予防」など。この資格はシンプルなネーミングで介護予防の考え方としては、高齢者が要介護状態にならないための対策や既に要介護状態の方の改善、症状が悪化することの防止を目的とした取り組みのことを指すので、この介護予防運動指導員はアプローチ方法として運動指導によって健康寿命を延ばす役割を担った資格と私はとらえています。

要介護状態になる原因

2022年、去年の内閣府が公表したデータになりますが、以下のことが書かれています。

要介護者等について介護が必要になった主な原因について見ると、「認知症」が18.1%と最も多く、次いで、「脳血管疾患(脳卒中)」が15.0%、「高齢による衰弱」が13.3%、「骨折・転倒」が13.0%となっている。

(出典:内閣府「令和4年版高齢社会白書(全体版)2 健康・福祉」)
かずなり
かずなり

私が着目する部分は「骨折・転倒」が13.0%という箇所です。私が以前、機能訓練特化型デイサービスに勤めていた際、やはり転倒して骨折、入院、寝たきり、その後に認知症を発症したケースを何度も見て来ました。負のスパイラルですよね。つまり転倒してしまうことで怪我を負い、今までできていたことが出来なくなり、要介護状態になるパターンが見てて多かったです。それがきっかけで改善できることなら改善のお手伝いをしたい、知識を深めたいという思いで、介護予防運動指導員の資格取得を目指した経緯があります。

代表的な高齢者の骨折部位

転倒が原因で高齢者に多い骨折で代表的なものは以下の4つです。

  • 大腿骨頸部部骨折(太ももの付け根、股関節)
  • 脊椎圧迫骨折(背骨)
  • 上腕骨近位部骨折(腕の付け根)
  • 橈骨遠位端骨折(手首)
かずなり
かずなり

転倒箇所が足にしても手にしても、高齢者にとって骨折そのものが若い人と比べて治りが遅く、リハビリも同時進行でおこなわないと関節可動域が狭くなり、元の日常生活動作が難しくなってしまいます。

骨粗鬆症も転倒要因の一つ

骨の強度が低下して、骨がもろくなる病気のことを一般的に骨粗鬆症こつそしょうしょうといいます。転倒して骨折する、しないは骨自体の強度が関係してきます。特に女性は男性に比べて、加齢や運動不足に加え、エストロゲンという女性ホルモンの欠乏により骨の強度が低下する傾向にあります。ひどいと、くしゃみをしただけで肋骨が折れたという話も聞いたことがあります。

介護予防運動指導員の普及が課題

高齢者の中で自分で運動内容を考えて自分で運動する人がどれだけでいるでしょうか?ほぼ居ないように思えます。何が言いたいかというと、高齢者に限らず、人はそういう運動環境の状況下にいないと、運動をしようとしないということです。運動するには「道具」「時間」「環境」「仲間の有無」「指導者の有無」等々、色々な私情、条件が重なり合って、人は運動をします。高齢者が運動するにあたっては高齢者自身が1人で実施は難しいので運動指導者がいないと効果のある運動が実施されません。そういう意味では、介護予防運動指導員は指導対象を高齢者に絞っていて、養成講座の内容も高齢者用に運動提供することを前提にカリキュラムが組まれています。ちなみにマシントレーニングの運動指導方法も学びます。

介護予防運動指導員の養成講座を受講するにあたっての要件

医師、歯科医師、薬剤師、保健師、助産師、看護師、准看護師、臨床検査技師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、社会福祉士、介護福祉士、精神保健福祉士、歯科衛生士、あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師、柔道整復師、栄養士、介護支援専門員、健康運動指導士等、介護職員基礎研修課程修了者、訪問介護員2級以上で実務経験2年以上の方、実務者研修修了者、初任者研修修了者で実務経験2年以上の方、および上記国家資格の養成校等の卒業見込みかつ資格取得見込み者(国家試験受験者)

かずなり
かずなり

受講要件に少し縛りがありますが、要件を満たしているのであれば是非受講して、介護予防運動指導員の資格を取ることをお勧めします。

eランニングの導入

東京都健康長寿医療センター研究所の計らいによって実現したのがeランニングです。介護予防運動指導員養成講座は、センター研究所の指定を受けた事業者が実施しており、介護予防運動指導員の上の称号、資格で「主任」が名称に追加された「介護予防主任運動指導員」というのがあるのですが、その方々がセンター研究所の提供する各種介護予防プログラムの理論及び高齢者筋力向上等トレーニングなどの実施計画に沿って講義・演習を各養成講習会場内で行なっていましたが、令和3年10月1日よりeラーニングを導入したことにより、わざわざ講習会場に向かわなくても自宅のパソコン学習できるようになりました。

かずなり
かずなり

私がこの資格を取得した2009年の時は、某事業者の介護予防運動指導員養成講座を受講したのですが、毎回指定日に新宿まで出向いて講義を受けていました。

全体の講義時間数が31.5時間でしたので、終了試験(筆記試験のみ)も含めて4回〜5回くらいに分けて通学した記憶があります。

ちなみに昔と違って便利になったこのeランニングは、eランニングだけを受けて全て完結(介護予防運動指導員の資格が取れる)できるわけでは無いので、eランニングを活用して受講できる講義の有無は各自、養成講座実施の指定事業者に確認する必要があります。マシントレーニングなどの講義は実際に自分自身が体験して学ぶものもあるので、実習に関してはeランニングは受講できな鋳物と考えたほうがいいです。

講習の総時間&修了試験について

全23講座・31.5時間の講習を受講後、各指定事業者にて修了試験を実施します。結果は待ち遠しいですが、約2ヶ月後に合否がわかるようになっています。合格率は非公表なので分かりませんが、養成講座で学んだことを勉強していれば、問題自体はシンプルなので解けると思います。ちなみに31.5時間の講習の一部はeラーニングでの受講が可能です。(eラーニングでの受講可否は指定事業者によって異なりますので各自確認が必要です。)

養成講座の受講料の相場

指定事業者によって受講料はまちまちですが、おおよそ8万から10万です。養成講座を実施している指定事業は一つだけでは無いので、しっかりネット等を活用して自分に合ったところを選択するといいでしょう。

更新制の資格

介護予防運動指導員の資格は永久的なものではなく、3年ごとに更新があります。更新に必要なものは更新料(新しいカード発行代だと思えばいいと思います)約5千円前後だっと思います。それだけ納付すれば更新完了です。更新に必要な単位とか講習を受けなければならない、などの縛りはありません。2ヶ月前とか、更新時期が近づくと更新手続きの書類が郵送されて来るので更新申請書を添えて提出する形です。