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危険物取扱者(乙種1・2・3・5・6)受験について-vol.1-

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今日は危険物取扱者の乙種(1・2・3・5・6)についてまとめて紹介していきたいと思います。上記の画像をご覧いただければ分かる通り、甲種以外の丙種及び乙種1類〜6類を取得して来ました。多くの方が危険物取扱者と言ったら乙種4類(通称:乙4)を思い浮かべると思いますし、乙4は現に受験者数でいっても実用的な部分で言ってもダントツに一番人気です。逆に裏を返せば、乙4以外の各種乙種はあまり着目されていないように感じます。

※この記事では、既に乙4を取得した上で、他の乙種にも挑戦する方を対象として書いていきたいと思います。

科目の一部免除について

乙4に関して書いた昨日の記事の中でもご紹介しましたが、乙種試験において以下の特権(免除)があります。

乙種の試験では先に何か1種類でも他の乙種の資格を持っていた場合、科目の一部免除(性質・消化だけ受験すればいい)があります。

自分が書いた昨日の記事「危険物取扱者(乙種4類)受験について」から引用

これはいい制度だと思います。乙4を取らずに他の乙種の試験を受ける方もいるでしょうが、乙4にしてもそうじゃなくても、乙種の資格を持っていない状態で受験すると試験科目にある「法令」と「物理・化学」は絶対に受けなければなりません。

そして一度、何かしらの乙種を取った後、次に他の乙種を受験するなら「法令」と「物理・化学」はもう試験しなくても理解していますよね、だから免除です。という解釈、ニュアンスでよろしいかと思います。文系の人の鬼門にもなっているであろう「物理・化学」を再度勉強せずに「性質・消化」だけに試験勉強を集中できるメリットが大きいです。

ただ、色眼鏡で見てしまうと痛い目に遭います。「性質・消化」だけ受ければいいというキーワードに対して「余裕」「楽勝」などの先入観が先立ってしまうと、油断が生まれ勉強に身が入りません。

かずなり
かずなり

油断大敵です。「性質・化学」だけとは言え、出題問題数と合格基準に変わりないので、10問中6問以上の正解が必要です。

乙種別に分けた参考表(私の勉強時間等)

下記の表は私が受験した各種、危険物取扱者試験結果と勉強時間・感想です。試験勉強の際、一つの指標としてお役立て下さい。合格基準は10問中6問以上で合格です。※ちなみに甲種だけは受験しておりません。

種類覚える危険物数性質・消化受験回数勉強時間難易度
乙種1類27個80%1回12時間難しい
乙種2類12個80%1回4時間易しい
乙種3類15個100%2回10時間普通
乙種5類17個70%1回12時間難しい
乙種6類6個60%1回6時間普通
表を用いて乙種ごとに私の考えをこの後、見出し別にお伝えします。
種類覚える危険物数受験回数勉強時間難易度
甲種全ての対象危険物0回0時間難しい
乙種4類30個6回44時間難しい
丙種8個2回18時間普通
乙種(1・2・3・5・6)以外の私の感想

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乙種1類(酸化性固体)

「酸化性固体」は反応する相手を酸化させる性質を持っている固体の物質の総称です。
単体では燃焼しませんが、他の物質を強く酸化させる力があり、可燃物などと混合すると熱・衝撃・摩擦によって発火、爆発する危険性があります。

先ほどの表を見ていただければ分かりますが、乙種1類は覚える危険物の数が27個もあるので、ちょっと勉強には苦労しました。代表的な危険物の物質名を例に出すと塩素酸ナトリウム、硝酸カリウム、硝酸アンモニウムなどが挙げられます。勉強すれば分かりますが、似たような名称がたくさん出てきて混乱します。

かずなり
かずなり

私が試験を受けた時の感想は試験問題自体は「浅く・広く」と言ったイメージで出題されたので、一つ一つを計27個を丁寧に覚える必要はないかと思います。おおまかに覚えて、あとはひたすら過去問題集をやる感じです。

乙種2類(可燃性固体)

「可燃性固体」は火炎によって着火・引火しやすい、または比較消防的低温(40℃未満)で引火しやすい固体の物質の総称です。酸化されやすい物質(還元性物質)で酸化性物質と混合・接触すると、発火や爆発の危険があります。発火しやすいうえに、燃焼が速いため、いったん燃えると消火することが非常に困難です。代表的な物質は赤りん、硫黄、鉄粉、固形アルコール、ラッカーパテが挙げられます。

かずなり
かずなり

乙種2類は覚える危険物の数が12個とそれほど多くないので、勉強するのが思いのほか捗りました。鉄粉や硫黄など、比較的馴染みのある名称が出て来たので、勉強がしやすかったです。

乙種3類(自然発火性物質及び禁水性物質)

「自然発火性物質」は空気にさらされることで自然発火しやすい固体や液体で、「禁水性物質」は水に触れると発火や可燃性ガスの発生をおこす固体や液体です。第三類に分類されている物質の大部分は、自然発火性と禁水性の両方の性質を持っています。代表的な物質を例に出すとナトリウム、アルキルアルミニウム、黄りんなどが挙げられます。

かずなり
かずなり

乙種3類は覚える危険物の数が15個です。受験した乙種(1・2・3・5・6)の中で唯一、1度落ちた類です。勉強自体はむしろ苦手意識はなかったのですが、1回目の時は5時間勉強して10問中4問正解で落ちました。受けた時は手応えがあったのに、いざ結果を見たら愕然。その後、5時間勉強を追加してリベンジしたら2回目の受験の際は、10問すべて正解してて自分にびっくりでした。勉強時間=合格しやすいというのが感じられた科目でした。黄りんの問題は、ほぼ出るといって間違い無いでしょう。

乙種5類(自己反応性物質)

「自己反応性物質」は自己燃焼しやすい固体や液体の物質です。燃焼に必要な3つの要素とされる「可燃物」「酸素供給体」「点火源」のうち、可燃物と酸素供給体(酸素の供給源となる燃焼を助ける物質)の2つを含んでおり、「加熱分解などの比較的低い温度で多量の発熱を起こす」「爆発的に反応が進む」という特徴があります。代表的な物質で言うとニトログリセリン、トリニトロトルエン、ヒドロキシルアミンが挙げられます。

かずなり
かずなり

乙種5類の覚える危険物の数は17個です。5類は一言で言うとカタカナの物質が多く、なおかつ物質名が長いので、どの類も同じことが言えますが暗記が物を言う試験なので、かなり手こずりました。1回で合格できたのが不思議です。5類を受験しようと考えている方は、勉強時間を多く取った方がいいかと思います。あくまで私の感想ですが。

乙種6類(酸化性液体)

「酸化性液体」は単体で燃焼することはない液体ですが、反応する相手を酸化させるという性質があります。「酸化性液体」によって酸化させられた物質によって火災がおこる危険性があります。代表的な物質は過塩素酸、過酸化水素、硝酸が挙げられます。

かずなり
かずなり

乙種6類の覚える危険物の数はなんと6個だけです。しかし少ないと言うことは乙種1類の時と逆で問題自体のレベルが「狭く・深く」出題されるので、過去問題集にも載っていないような初めて見る問題も出てくる傾向があります。その為、一つの参考書や過去問題集で勉強するのではなく、いくつかの問題集を複合させて勉強する必要があると感じました。物質の数は6個でも丁寧に勉強する必要があります。

出典・参考資料:消防庁ホームページの【法別表第一に掲げる危険物及びその特性】より